Arclev|since 2019
アークレブは, 世界をリードする第一級の研究者から, 未だ野に埋もれている将来有望な若手研究者までを含む, アカデミア研究者の有機的なネットワークです. 大企業から中小企業, スタートアップまで, 幅広い企業のニーズに合わせて, テイラーメイドのソリューションをご提供しています.
私たちは, 国内外の広範な研究者ネットワークの中から, 貴社の事業領域に強い関心と意欲を持つ研究者を見出し, ビジネスとアカデミアの隔たりを無くす親身な媒介者となることで, 研究開発や新規事業創出を伴走支援いたします.新たな技術ソースの発見や従業員育成, 研究開発組織の活性化としても有効なソリューションです.
ニーズ一例
社内に専門知識を持つ人材が不足, 即戦力で優秀なメンバーがほしい.
アークレブのソリューションを支える原動力になっているのは,
アークレブ・アカデミア・ストラテジスト・ネットワーク(AASN)です.
AASNはアークレブと同じ志を持つ若手研究者のネットワークで,
研究者自らがアカデミア, 日本, そして世界のこれからを考え, 行動しています.
世界中の研究大学/研究機関の中から, 選りすぐりの先端研究者が選ばれています.
and more ・・・
グローバルな開発競争をリードする強いR&D.
スター研究者を次々と輩出し, 世界の研究をリードするアカデミア.
それが, アークレブの目指す日本の未来です.
アークレブは, 大学や国境などあらゆる垣根を越えた研究者ネットワークの核となり,日本の大学や研究機関における1000万円以上の大型研究案件を増やしてまいります.
私たちは, “研究者と起業家が融合した全く新しいチーム”です.
私たちは, 産業界への貢献に高い志を持つ国内有数の研究者ネットワークとして, 大学と企業の最良のリエゾンなります.
私たちは, そう信じています.
私たちは, 世界を驚かす新技術とスター研究者を生み出す“海”でありたいと考えています.
研究大学における研究室の人員構成が, 日米において大きく異なることをご存知でしょうか? 大学の国際競争力を語る上でこの事実は重要なファクターですが, これまであまり議論されることがありませんでした. しかし, アカデミアと企業の間にエコシステムを作ろうと考えたとき, この事実を理解することが極めて重要です.
米国のIVYリーグのような大学の研究室は, 世界中から選抜されたポスドクや博士課程の学生で占められます. よりよい人材を確保するためには, 大学の高い学費や米国での生活費などを保障する必要があります. そこで, 研究室主催者(PI*)は, 魅力ある研究プロジェクトを立ち上げ, 必要な研究人材を確保するために外部研究資金獲得に奔走します. 資金を獲得できたPIの元には, 世界中から優秀な研究人材が集まり, 結果として大きな成果が生まれる仕組みになっています. 逆に, 資金を集めることが出来ないPIは大学を去らなくてはならない, という過酷な競争社会であるとも言えます.
*Principal Investigator. 教授や准教授のことが多い. 米国では若手の助教も含まれる.
また, 資金提供者(国や企業など)の立場から見れば, 世界中から集まる超高度人材をプロジェクト型で活用できるため,それに見合った研究費(年間1000万円以上が原則)を支払います. IVYリーグにおける一つの研究室の年間予算は5000万円以上とも言われており,これは日本の10倍以上の規模です.
このような競争に勝ち抜くことができたPIのみがアカデミアで生き残ることが許されるため, その結果として米国の研究大学は世界を牽引することができるのです .
一方, 日本の大学はこのような厳しい競争原理にはさらされていません. 研究室の主な人員は, 学部生と修士課程の学生で, 彼らの平均的な論文生産数は, 修士号を取得するまでの2〜3年間に1本程度の国際論文を出せるかどうかです. それにもかかわらず, これまで日本のアカデミアが世界で勝つことが「出来ていた」のは, 輩出される学生が勤勉で質が高く, かつ, 彼らの中から輩出される博士人材が, 国内のアカデミアに残り, 業界を牽引し続けてきたからに他なりません. 日本の研究大学では, 優秀な学生たちが研究室に自動的に配属されるため, PIは人材確保の面では外部研究資金獲得のプレッシャーがかかることはありません. 良い意味でも悪い意味でも, 日本人の学生や教員は, 海外のマーケットに出ていないため, 国内の優秀な人材がアカデミアを支えてきたのです.
しかし, 急速なグローバリズムの波がアカデミアにも押し寄せています. 超トップ層の優秀な学生の海外流出が始まっており, 優秀なポスドクも国内に十分な待遇の研究職がなく, 海外に流出しています. 従来, 大学運営を支えてきた運営交付金は減額の一途を辿っており, 競争的資金へのシフトを余儀なくされています. そのような急速な変化の中, 技術立国を自負する日本の国策として, 日本のアカデミアが世界的な競争原理の中で高いプレゼンスを発揮することが求められています.
人材の素質の高さは日本の財産です. 日本のアカデミアは進化することができます. しかし, そのための仕組みが必要です. 日本全体の研究開発予算は世界トップレベルを維持しています. まだまだ, 遅くはありません. アークレブは, 日本のアカデミアのポテンシャルを正しく活用できる競争原理を発明し, 世界で最も成功するアカデミアを実現できるはずだ, と考えています.
1959年大阪府東大阪市生まれ. 1984年早稲田大学理工学部応用化学科卒業, 1989年ニューヨークポリテクニック大学大学院にてPh.D.修了, 1989年より山形大学, 現在に至る. この間, 有機ELの材料, デバイスの開発に従事, 93年には世界初の白色発光素子の開発に成功, 経済産業省・NEDOの有機ELプロジェクトの総括責任者, 2003年より7年間, 山形県産業技術推進機構有機エレクトロニクス研究所長も務めた. 2013年紫綬褒章受章. 2014年よりトムソン・ロイターHighly Cited Researcherに5回連続で選出.
1964年東京都新宿区戸山生まれ. 平成元年に東京大学医学部医学科を卒業, 内科研修医および医員として勤めた後に, 東京大学大学院医学系研究科に入学. 在学中の平成7年に米国マサチューセッツ総合病院に留学し, ハーバード大学医学部講師, 助教授を勤めた後, 平成13年に東京大学に戻り, 平成19年より東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻教授. 平成25年よりJSTセンター・オブ・イノベーション「自分で守る健康社会」拠点副機構長・研究リーダー. 平成28年より東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センター教授を兼務. 平成31年4月より神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーション研究科長を兼任(クロスアポイントメント).
専門は, 骨・軟骨の生物学, 再生医学, バイマテリアル工学. センター・オブ・イノベーションでは, 健康状態を可視化し行動変容を促す産学協創プロジェクトを推進している. 神奈川県立保健福祉大学では, 未病コンセプトの社会実装のための体系化と学問化に取り組んでいる. また, イノベーションマネージメントにおける道徳の役割についても研究している.
1981年生まれ. 2009年慶應義塾大学大学院後期博士課程修了. 博士(工学). その後, コロンビア大学研究員として, ニューヨークで研究生活を送る. 専門はソフトマター(柔らかい物質群の総称)の自己組織化現象. 柔らかさに起因するエントロピー誘起の相互作用は, 生命現象を司る様々な自己組織化現象を解く鍵であり, そこから生まれる新しいソフトマター工学の創成を目指す. 2021年より慶應義塾大学の30代の特任教授として着任. また, コロンビア大学時代に若手研究者の会を運営し, のべ4000人以上の参加者を集め, 世界中に広がる学際的な研究者ネットワークを作る. 世界最高峰の大学のダイナミズムを肌で感じるうちに, 日本のアカデミアに強い危機感を持つようになる. 100年先を見据えたテクノロジーを日本から発信するべく, 新しい産学連携の仕組みづくりを目指して, アークレブ創業に至る.
欧州最高の若手研究者向けグラントであるマリー・キュリー・フェローシップにおいて優秀提案賞を2年連続受賞 (2017, 2018). 中国科学アカデミーより国際若手研究者フェローシップ (2018), プレジデンシャル国際フェローシップイニシアチブ (2019)に選出. 2018年文部科学省卓越研究員候補選出.
慶應義塾大学大学院理工学研究科後期博士課程中退. 2007年修士(工学). 研究者としての専門は, 機能性薄膜技術とその応用. 藤原賞受賞.
慶應義塾大学在学中に日本企業の生産性の改善実現のため, オフショアBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)事業を創業. 知的財産業界や, インターネット関連産業の生産性改善のコンサルティングを多数実施 (同社を2014年に譲渡). 2010年には日本企業の生産性の改善×地方創生をミッションとした業界特化型のBPO企業のトゥルージオを創業し, 日本一のリサーチアウトソーシング事業に導く.
新規事業創出の経営コンサルティングとして, 在宅訪問歯科事業, データ解析事業, 産業用太陽光発電所の開発・建設事業, クリエイティブプロダクション事業など実績多数.
アークレブには, 研究者・起業家としての立場から, 日本における知性の生産性向上を目指した社会システムの構築という、代表浅井の構想に賛同し, アークレブの創業メンバーとして参画.
慶應義塾大学総合政策学部在学中にPR会社ビルコムの創業期に参画. Fortune 500企業からベンチャーまで, 国内外50社以上において広報の戦略・企画・実働を担い, 戦略的PR手法の体系化に尽力. ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院への交換留学を経て, 慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了. 同大学ビジネス・スクール委員長室で広報・国際連携・渉外業務を担いつつ, 同大学大学院政策・メディア研究科博士課程で学生と職員の二足の草鞋を履く (出産を機に退学). 現在はフリーランスで広報や出版, ケースメソッド教材制作を行う傍ら, 2017年1月にプロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会設立. 新しい働き方のムーブメントづくりと環境整備に情熱を注ぐ.
大学での勤務・研究経験と, 企業における外部プロフェッショナル人材活用の啓発・推進をする立場から, 国内の研究者と企業の縁結びに意義を感じ, アークレブの設立に参画. 外部プロフェッショナル人材活用に関する講演および政府有識者の実績多数.
慶應義塾大学在学中に, 日本企業の中国進出を知財の側面から支援することを期して渡中. 2005年に設立し代表を務めたオフショアビジネスプロセスアウトソーシング (BPO) 企業のフオジンジャパン株式会社並びに大連活今信息科技有限公司の事業運営を通じて, 数々の日本企業の中国拠点の設立や中国での業務運営体制の構築をハンズオンで支援 (同社を2014年に譲渡). 2010年には地方創生をミッションとした国内BPO企業のトゥルージオを設立. その後, 並行して経営コンサルティング企業のゾールド株式会社を設立し, 大手ビッグデータ解析企業との合弁事業, 新興モバイルネットリサーチ事業の立ち上げ, プラスチックリサイクル技術企業の再生, 大規模太陽光発電所に特化した開発・建設事業の立ち上げ, ゴルフ場予約システム企業やフィットネス業界向けのサブスクリプションサービス企業への経営支援など事業創出分野での実績多数.
アークレブには自身の初心である日本の技術立国への想いから代表浅井の理念に共感し, 創業メンバーとして参画.
これは, 科学の巨人・アルキメデスの著名な言葉の一つであり,
いわゆるテコの原理(アルキメデスの原理)を表しています.
知性に基づいた想像力が天地をも動かす力になりうるのだ,
という人類の可能性を謳っているようにも思えます.
企業と研究者の問題は, 科学の発展という人類の原点を脅かす大きな問題です.
私たちは両者をつなぎ, 最良の支点になりたい.
そして, 科学の発展に寄与する最高のテコを実現したい.
そんな想いから, 社名をArchimedes‘ Lever = Arclev(アークレブ)と名付けました.
会社名 | 株式会社アークレブ Arclev, Inc. |
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住所 | 〒105-6415 東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階 CIC Tokyo内 |
代表取締役社長 | 浅井誠 |
取締役 | 平田麻莉 三好浩和 鶴直人 |
メール | お問い合わせフォームはこちら |
事業内容 | 研究開発支援コンサルティング 研究開発支援人材マッチング |